TOP > お役立ち情報 > 正しい中国式宴会
これまでさまざまな宴会通訳をしてきておりますが、その中で必要と思われるポイントについて、ご紹介したいと思います。こちらは親切に行っている行為でも、中国の考え方では失礼にあたることも結構あるんです。シー・コミュニケーションズでは中国式ビジネスマナーに関する講演会、セミナーなども受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
洋食、特にフランス料理はダメですね。食事のマナーで恥をかかされるのを嫌がるからです。
食事は暖かいものを用意しましょう。中国では「冷や飯を食わされる」のは冷遇を意味します。ですからおすしを食べる前にも一言説明されると良いと思います。お茶もできるだけ暖かいものを用意しましょう。
日本料理には興味があっても、お座敷は苦手です。雰囲気を楽しむなら、掘りごたつのある部屋にしましょう。
丸テーブルを囲む形が一般的。その際には主人側が一番上の席に、主人を中心に右、左交互に座っていく。
名札を立てる場合には中国人の姓と名の間を開けない。
宴会の流れは一般に主人の歓迎のあいさつ、客人の感謝のあいさつ、乾杯の音頭、それから歓談という流れ。
最近では迷信的な習慣が薄れてきたとは言え、縁起の悪いものはなるべく避けたい。
偶数
日本では偶数は分けられるということで、嫌がられることが多い。結婚式のご祝儀も3万円か5万円。ところが中国語は反対に奇数が嫌がられます。何でも「対」または偶数が喜ばれます。
置時計
昔から有名ですが、置時計の「钟」は終わりを意味する「终」と同じ発音であるため、避けたほうが良い。でも腕時計なら「手表」となるので、贈っても問題ない。
酔っ払った中国人を見たことがないというぐらい、中国人はお酒が強い。いや、弱い人ははじめから飲まないのです。またお酒が飲めないと、出世できず、幹部になれないなんていう話も聞くぐらいです。
そんな人たちと一緒に飲んでいるとこちらが参ってしまいます。また困ったことに中国語の「干杯」とは飲み干すことを意味するので、「干杯」、「干杯」しているうちに、記憶が。。。という方も多いようです。
そこでお勧めするのが「酒席代表」を立てることです。日本語で「酒席代表」と「主席代表」(トップ)と同じ発音なので、ちょっとした駄洒落にもなります。お酒に強い若者を「酒席代表」として出席させ、その方に肩代わりしてもらうのです。
しかし、中国人が日本人と打ち解けるのはこのお酒の席があるためなので、やはり宴席とお酒を用意した方が良いでしょう。欧米人と付き合っても彼らはお酒を飲まないので仲良くなれないとよくこぼすのを聞きます。