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【ビジネスで1番よく使う中国語Eメール&SNS】
2021年9月発行
中国語でEメールを書くとき、SNSで交流するときにそばに置いておきたい一冊。
2010年8月9日、弊社代表執筆のビジネス中国語テキストが発売されました。簡単に書籍の内容と、書籍の使い方をご紹介します。
なお、書籍をご購入頂きました方には、書籍には、掲載されていない「ディクテーション」部分の和訳を送付申し上げます。
また、大学や専門学校でテキストとして採用していただきました方には、授業で使える反復練習をたくさん含めた短文応用フレーズ集を教材としてご用意しております。いずれもお問い合わせのページからお願いします。
※単行本、176ページ、定価:2,100円(税込)
お買い求めはお近くの書店、アルクオンラインショップ、または弊社のWEBサイトで!
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中検4級レベルで勝負する!ビジネス中国語 アルクオンラインショップで購入する ビジネスパーソンにとって、中国語を話せることが大きな武器となる時代になりました。中国へ赴任されるビジネスパーソンが急増しています。そのような状況を踏まえ、多くの学生が大学で第二外国語として中国語を選択し、学習してきています。 ところが、大学で学習された中国語と実践としてのビジネス中国語、現場での中国語とは違うことに驚く方も多く、せっかく学習した中国語を生かし切れていない方が多いように思います。なぜならば、学校で学ぶテキストには学生向けの単語が列記されており、そのうち実戦で使われる単語が少ないからです。 そこで、学校で学習してきた単語をベースとして、少しずつビジネスよりの単語を織り交ぜたフレーズ、文章を取り入れていくことによって、学生時代に学んだ中国語の基礎の上に、無理なくビジネス中国語を学習していただけるテキストを執筆しました。実際の中国出張や来客時に使用できる頻度の高いフレーズを反復練習することで、使える中国語をマスターしていただきたいと思っております。 また実際の反復練習には通訳メソッドをたくさん取り入れました。ご存じのとおり、通訳とは聞き取った言語を瞬時に意味のある固まりとして認識し、内容を理解し、それを別の言語に置き換える作業です。通訳になるための訓練法ではヒアリングやスピーキング能力を高める効率的な方法が取り入れられているのです。 そこで、このテキストでは主に次の三つの通訳メソッドを取り入れ、単語やフレーズを瞬時に意味のある固まりとして認識し、内容を理解し、言いたい言葉を瞬間的に口から出す練習ができるように工夫してあります。 またご紹介している通訳メソッドを活用した学習法を用いることで、使用頻度の高いフレーズを効率よく素早くマスターできます。 |
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「中検4級レベルからチャレンジ可能」 ビジネス中国語というと、一瞬難しそうなイメージがありますが、実際の現場では単語を除き、センテンス自体はそれほど難しいものではありません。学校で学習した中国語検定4級レベルであれば、少しがんばって十分に出張や駐在、単独でも移動や食事、ショッピングすることが十分可能です。足りないのは単語とそれぞれのビジネスシーンでのフレーズ、センテンスです。本書では中国語検定4級レベルの単語を中心に実用性の高いフレーズや、センテンスを選んでいます。「学ぶ言葉から使う言葉へ」。ぜひ実力を伸ばしていただきたいと思います。 「段階学習で長い文に無理なく対応」 日本語もそうですが、知らない単語が三つぐらい続くと、文章全体の理解ができなくなります。そこで、本書では2文字程度の単語から始まって5文字程度のフレーズ、10文字程度の短文、最後に25文字程度の長文に徐々に対応できる量を増やしていきます。単語を並べるだけでも通じるかもしれませんが、せっかく学習しているのでしたらやはり文章として完成度の高い中国語を話せるようになりたいですね。単語(2文字程度)⇒フレーズ(5文字程度)⇒短文(10文字程度)⇒複文(25文字程度)で長い文にも無理なく徐々に対応できるようになります。 |
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クイックレスポンス(単語):
日本語の単語を聞き、対応する中国語を瞬時に口にします。または逆で、中国語の単語を聞き、対応する日本語を瞬時に口にします。何度も練習することによって、聞こえてきた単語の訳語が反射的に言えるようになります。ポイントは必ず声に出して取り組むこと。 最初はテキストを見ながらやっていただくのはもちろん構いません。慣れてきたら徐々にテキストを見ないで、耳から聞こえてきた情報だけでクイックレスポンスしてみてくださいね。中→日だけではなく、日→中もお忘れなく。 |
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クイックレスポンス(フレーズ):
訳語に素早く対応することで、豊富な語彙力が身につきます。本書ではとっつきやすい単語のほかによく使うフレーズについてはクイックレスポンスを通してフレーズレベルで日本語と中国語とのリンクができるように練習します。即座に反射的に訳語が言えるようになれば、運用力が高まったといえるでしょう。主語や助数詞を加えることにより円滑な会話力の養成が期待できます。 |
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リプロダクション:
1センテンスごとに流れてきた音声をそのままリピートします(文と文の間はポーズをとってあります)。もし難しいようでしたらまずはフレーズで練習してください。この部分では実用的な内容を盛り込んでいますので、覚えてしまうぐらいリプロダクションするのがよいでしょう。 センテンスを覚えるために集中して聞くのでヒアリング力が飛躍的に向上します。本書では使い方が難しい単語を抜粋して代表的な例文をリプロダクションします。口に出す訓練を通して、聞こえてきた音声を中国語の語順のまま理解する能力を引き上げ、例文をそのまま口に出して話してみることによって会話力を高めます。またリプロダクションができる文字数は練習すると徐々に長くなっていきます。それをメモしておくと、自分の成長の記録になり、励みにもなります。 |
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ディクテーション:
1センテンスごとに流れてきた音声を一時停止して書き取ります。これももし長めの文をディクテーションするのが難しいようであれば、最初は短かい文で行うとよいでしょう。もちろん長めの文のディクテーション教材はリプロダクション教材として使っていただくことも可能です。 文字(漢字)に頼りがちな中国語を音声と文字の両方をリンクさせることで、聞く、話す力のみでなく、読む、書く力も養います。日本語と中国語の文字の微妙な違いや正しい文法知識についても確認できます。本書では仕上げとしてディクテーションをしていただきますが、書く練習が中国語の作文力の向上にもつながります。 |